STORY

科学の進歩によって、どうぶつたちにも感情があることが徐々にわかってきました。
でも、日々動物たちに接している私たちからすれば、それはごく自然に感じていたことでした。
飼い主さまが幸せなら、どうぶつも幸せ。
飼い主さまに元気がないと、どうぶつもしょんぼり。
見えないけれど、心はつながっているのです。
愛するどうぶつとの別れがつらいのは、自分の半分を引きちぎられたような気持ちになるからでしょう。

だからこそ、私たちはどうぶつたちを想いやるのと同じくらい、飼い主である人のことも想いやれる動物病院でありたい。
この気持ちは、ここで働く私たち自身にも言えることです。
働く者同士がギスギスしていたら、相手を想いやれるはずがありません。
どうぶつたち、飼い主さまたち、そして、働く私たち。
関係のなかで生まれる循環を感じ、育み、お互いの想いを重ね合わせて、ひとつに。
そのなかで感じる豊かさを、社会に広げていく。
これが、私たちが描くどうぶつ病院の理想の姿です。